霜降宮細野諏訪神社(長野県北安曇郡白馬村)を参拝

霜降宮細野諏訪神社(長野県北安曇郡白馬村)を参拝。宿泊先から八方駅へと向かう途中、あまりの清々しさに思わず立ち寄った神社です。この地域の産土神として祀られ、村の指定文化財に登録されています。
霜降宮細野諏訪神社(長野県北安曇郡白馬村)
創始やご祭神など詳細は分かりませんが、諏訪神社ということで主祭神は建御名方命八坂刀売命でしょうか?

拝殿前には、もの凄い存在感を放つご神木!
霜降宮細野諏訪神社(長野県北安曇郡白馬村)
幹回りは10m、推定樹齢は1000年余年とのこと。
霜降宮細野諏訪神社(長野県北安曇郡白馬村)

拝殿。
霜降宮細野諏訪神社(長野県北安曇郡白馬村)
建御名方命は大国主命の御子神。古事記では出雲大国主命高志国奴奈川姫(沼河比売)に求婚して結ばれたことが記されています。その奴奈川姫との間の御子神が建御名方命とされ、姫川を遡って諏訪に至り、諏訪大社のご祭神になったという伝承が残るそうです。

姫川の「姫」は奴奈川姫が由来とされ、その流域は翡翠の産地であったのはとても興味深い点。古代出雲と言えば勾玉、勾玉と言えば翡翠。その関係性が窺えますね。

こうした伝承や記録を踏まえると、この場所は諏訪大社のルーツなのかもしれない・・と想像してしまいます。

また、白馬には「雨降宮」、「霧降宮」、そして、「霜降宮」という3つの諏訪神社があるそうです。共通するのは「雨」。水に関係しそうですが、詳細は分からず、なんだか謎めいていてとっても気になりますね。

これが先に分かっていたら3つのお宮をまわっていたのに・・・ うーん、残念! とは言いつつ、こういう宿題が出来ると、次に訪れたときの楽しみになります(笑)

とにもかくにも、境内は清々しく、ご神木の存在感は凄まじい!お参りできて良かったです。

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