御岳山の宿坊のなかで滝行を受け付けている所は2~3ありますが、私は駒鳥山荘に宿泊。早朝、宿坊から綾広の滝まで山道を30分位歩きます。この間は、ただ黙々と後を振り返らずに歩くのみ。これは歩行行といい、自身と向き合うためのもの。
滝に到着したら褌と鉢巻をし、祓戸大神に拝礼、鳥船(船を漕ぐような運動)、雄健(おたけび)、雄詰(おころび)、息吹、滝浴び、という流れ。滝の中では、「祓戸大神」を3回唱えるのを1セットとし、計3セットして滝から出ます。それを3回繰り返して終了。(※体験者の状態に応じ、回数が短縮される場合もあり)
今回は2度目の滝行でしが、渇水で滝の水量が随分と少なくなっていました。とはいっても、冷たい水を全身で受け、気分爽快でした。自然を感じ、自身(自心)を感じ、というのかなぁ~。何だか言葉では説明が難しいのですが、滝行の魅力にドップリとハマりそうです!
写真は、早朝の滝行時のものではなく、お昼頃に撮影したものなので、また少し印象が異なりますが、清々しい空気が感じられる場所です。