「七代の滝」は、一般的には「七段の滝からなる」というのが名称の由来とされますが、宿坊の主いわく「神世七代」から来ているのではないかということでした。現在の名前は明治期に付けられたもので、元々は「たからの滝」(「たから」の字が定かではないので平仮名表記にしてます)と呼ばれていたのだとか。
しばらくの日照り続きで、前日の綾広の滝での滝行は水量が少なかったため、この日は七代の滝で行うことになりました。2つの滝を比較すると、綾広の滝は静かで穏やかな女性的なイメージですが、七代の滝は水量が多い上に滝壺も深くて男性的なイメージ。滝壺の深さは腰上まで水に浸かったので、1m以上はあるのでは。
実際、滝行中は水の重みをかなり感じましたが、それは苦しいだけではなく、心地良さもあって、滝行にはなんだか不思議な魅力がありますね。個人的には、綾広の滝と七代の滝、両方で滝行出来たのはラッキーでしたし、双方の違いを体感出来て良かったです。(※滝の写真は前日に撮影したものです)