茨城県桜川市の「櫻川磯部稲村神社」を参拝。御祭神は天照皇大神をはじめ12柱の神々。境内には鹿島神宮の要石と対になっているとされる凸型の「要石」があり、桜川市の重要文化財に指定されています。
まずは通りに面した鳥居をくぐり拝殿へ。ちなみに神社庁のHPによると神社名は「磯部稲村神社」、愛称が「櫻川磯部稲村神社」とのこと。
御祭神は、天照皇大神、栲幡千々姫命 (タクハタチチヒメノミコト)、瀬織津姫命 (セオリツヒメノミコト)、木花佐久耶姫命 (コノハナサクヤヒメノミコト)、天太王命 (アメノフトタマノミコト)、玉依姫命 (タマヨリヒメノミコト)、天手力雄命 (タジカラオノミコト)、玉柱屋姫命 (タマハシラヤヒメノミコト)、天宇受売命 (アメノウズメノミコト)、倭姫命 (ヤマトヒメノミコト)、天児屋根命 (アメノコヤネノミコト)、日本武尊 (ヤマトタケルノミコト)、十二柱の神々。拝殿での拝礼を済ませ「要石」へ。今回の参拝のきっかけは、こちらに「要石」あると知ったから。凸型の要石というと香取神宮が有名ですが、こちらにも凸型の要石があったのですね。鹿島神宮の凹型の要石が地震を起こす大鯰の頭を押さえ、こちらの凸型の要石が尾を押さえ、古来より互いに連なり守護していると伝わるそうです。
また、鹿島神宮の戌亥(西北)を護る鎮守の社とされ、鹿島神宮と共に国土・常陸の国の吉方を守護しているのだそうです。
要石は全国的にもあちこちにあるようで、それらが意図的に配されているのか、それとも偶然なのかは不明ですが・・ 謎だらけで面白い。
それにしても社殿を取り巻くように境内社や立派なご神木もあって、なかなか清々しい空間でした。桜の名所としても有名なので、次は桜の時期に訪れたいと思っています