普段のスバルライン五合目の喧騒が嘘のように8時前はガラガラでした。まずは、御中道の起点となる小御嶽神社に参拝。
ちなみに御中道は富士山に三回以上登拝したものだけが歩くことを許された、富士山中腹を1周する古道のこと(現在は「大沢崩れ」が通行禁止)。本来は時計回りですが、反時計回りで御庭・奥庭へ向かいます。
御中道に入って少し歩くと上を見れば山頂と雲一つない青空。山頂行っとけば良かった・・なんて、複雑な気持ちでしたが(笑)
御中道に入って少し歩くと上を見れば山頂と雲一つない青空。山頂行っとけば良かった・・なんて、複雑な気持ちでしたが(笑)
とにかく天候に恵まれ、見事な眺め! 河口湖や御坂山塊、奥秩父の山々、さらに本栖湖や南アルプスの山々が見渡せました。
小さな沢筋を幾つか越えながら御庭に向かっていると、雪崩痕や崩落の様子も窺え、離れて眺める富士山の美しさとは裏腹に、険しい表情も目にして複雑な気分にもなりました。
ゆっくり景色を楽しみながら御庭の東屋に到着。そこから山頂を見上げるとこんな感じでした。ここでノンビリと食事休憩。
昨年来た時は、天候に恵まれませんでしたが、今回は稀に見るほどの穏やかで最高の天気! お腹も満たされたところで、奥庭に向け歩いていくことに。
カラマツの黄葉が見事でまさに金色! 何度も足を止めては山頂を振り返り、そして、周囲の景色を見渡しつつ下りていきます。
続きはこちら→「紅葉の富士山・「御中道~御庭~奥庭」(2)」
MEMO
- 撮影日:2014年10月25日
- 富士登山オフィシャルサイト
- カラマツ黄葉見頃(例年10月中旬~下旬)
- 紅葉の富士山・「御中道~御庭~奥庭」(2)