「第35回坂東市将門ハーフマラソン大会」に参加

2025年11月9日(日)に開催された「第35回坂東市将門ハーフマラソン大会」のハーフの部に参加してきました。私にとっては今シーズンの初ハーフ、初参加の大会、腰椎ヘルニアから復帰後の初ハーフでもありました。あいにくの天気ではありましたが、とても良い大会でした!

大会参加にあたって

将門公を崇める人間として、以前からこの大会は気になっていましたが他大会日程との兼ね合いでなかなかエントリーには至りませんでした。今年はどうしても参加したくて初エントリー。

将門塚(千代田区)、神田明神(千代田区)はもちろん、坂東市内の縁の地である延命院(胴塚)や国王神社なども定期的にお参りしていることから、コースには見慣れた風景の場所もありました。

さすがに35回目の大会とあって、運営はスムーズで何のストレスもなくスタートラインに立つことができました。

まず、守谷駅からシャトルバスを利用しましたが、乗車まで10分位?並んだ程度でしたし、路線バスのような車両に寿司詰め状態ではなく、観光バスのような大型車両に全員着席での移動で安心。会場までの所要時間は約40分と長めではありますが快適でした。ちなみに事前購入の有料チケットの確認はなく、誰でも乗車できてしまうのでは・・

会場の更衣室・荷物預けは体育館(男性)でスタート整列まで屋内で待機できるため、今回のような悪天候時であっても全く問題ありませんでした。トイレの数も十分なのか大して待つことなく利用できました。

ちなみに参加賞のTシャツは将門公のイラストがなかなか格好良い!将門ファンの私にはお気に入りのデザインなので、もちろんこれ着て大会参加しました(笑)

第35回坂東市将門ハーフマラソン参加賞Tシャツ

天候・ブロック分け・コース等

スタート前は強い雨が降っていましたが、スタート数分前に止むというある種の神威を感じさせるような展開に。スタート時、気温は10℃、雨の影響か体感ではそれより寒く感じました。スタート後からゴールまでにパラパラと降る場面はあったものの、気になるほどではありませんでした。

ちなみに私の待機ブロックはB、エントリー時の申告タイムは1時間34分59秒でした。90分切りからAブロックとなるようです。

コース上の最大高低差が約6mというほぼフラットの高速コースなので、コンディションが良ければPB更新を狙うのもありなんでしょうが、今シーズンの初ハーフ、腰椎ヘルニア復帰後の初ハーフでもあるので目標は95分切りに設定。

※ヘルニア復帰のテストを兼ね2025年4月にかすみがうらマラソン(フル)、9月には富士山クライムラン出場済

第35回坂東市将門ハーフマラソン・コース図
コース図、坂東市将門ハーフマラソン公式HPより
第35回坂東市将門ハーフマラソン・コース高低差図
高低差、坂東市将門ハーフマラソン大会プログラムより

実走レビュー

今回はナイキ・ヴェイパーフライ3を着用。Bブロック前方からのスタートでロスタイムは19秒、スタート後の渋滞は1㎞も無かったように記憶しています。個人的に気温は低めの5~10℃くらいが良いので、まさにベストコンディション。95分切りと申告したものの、93分位のタイムを狙っても良いかも!?なんて気が過りましたが、今シーズンの初レースなので4分30秒/㎞を超えないよう様子を見ながら走行。

ペースをセーブしているつもりでも心肺的には結構辛く感じ、それで心拍数見るとそんなに上がっておらず、体感とランニングウォッチの数値のギャップが大きい状況が続いていました。

しかし、10㎞辺りからその苦しさにも慣れ?、ペースも保てていたことから13㎞付近から一段ギアを上げてペースアップを試みました。というのも13km手前に学ランのお兄さんが1人で気合の入った応援してて、それに力を貰いペースを切り替える良いきっかけになりました。応援のお兄さん有難う!!

その後15㎞手前からの上り坂でペースが低下。上り坂の高低差は約6mの筈なんですが、それ以上あるように感じました。それ以降は辛いなりにも上げたペースをキープし、特に最後の5~6㎞は自分でも納得のいくペースで走れてそのままゴール!

タイムはネットで1時間34分09秒(グロス:1時間34分28秒)で設定した目標を達成!! 故障明けでハーフのレースペースで最後まで持つか不安だったんですが、特に腰の違和感などもなく走り切ることができました。

第35回坂東市将門ハーフマラソン・ラップ表
ちなみに今回はネガティブスプリット(47分32秒/46分37秒)でのゴール。(スタート時にボタンを押せておらず1秒の誤差有り。前半タイムに+1秒しています。ラップ1、2が中間点まで
第35回坂東市将門ハーフマラソン・ラップ表2
振り返ると平均心拍数はフルマラソン並み・・・自分の場合、ハーフならもっと上げてOK(160位)なんですが、やはりブランクのせいでハーフのレースペースに慣れていないということかと。それに故障前は4分30秒/㎞位ならもう少し脱力して楽に走れた筈なんですが、現状は頑張って走ってる感があって、まだまだ本調子には程遠い印象です。

完走証は以下の通り。総合580位/2439、という結果を見ると、全体的に参加者のレベルが高いのかな!? エントリー数は3,021人、参加者は2,488人(完走2,438人(97.9%))、欠場率は17.7%、悪天候によりガチランナーの比率が高くなった可能性も捨てきれず。

過去の大会の欠場率は、32回(晴れ、14.1%)、33回(晴れ、13.5%)、34回(曇り、11.3%)、32回はやや高くなっていますが、まだコロナ禍の影響があったのかも。やはり今回のように悪天候だと欠場率も高くなるようですね。
第35回坂東市将門ハーフマラソン・完走証
以下は走行データのサマリー。距離の誤差があるので実際の平均ペースは4分27秒/㎞。前半は平均4分30秒/kmでしたが、感覚的には4分27~28秒/㎞位と思ってたので結構ズレがあったんですね。後半は平均4分25秒/kmでした。反省点も多々ありますが、シーズン最初のハーフマラソンとしては合格点だったと思っています。

第35回坂東市将門ハーフマラソン・走行データサマリー
Suuntoアプリ画面・スクリーンショット

大会の感想

まず不満?な点としては、給水テーブルが短いこと。私は2回取り損ねました(1回はスムーズに取れそうになかったのでスルー)。給水ボトルを携帯していたことや、気温も低く、距離もハーフなので、今回はそこまでシビアな状況には陥りませんでしたが、もう少し広いスペースが欲しいところ。

それと将門ハーフという大会名であるなら、コース上にもう少し縁の地を入れても良いのでは!? 坂東そのものが本拠地と言われればそうなのですが、坂東市内には国王神社や岩井営所、胴塚など、多くのゆかりのスポットがあるのに勿体ないよね・・

一方、更衣室・荷物預り所が体育館内でスタート前まで室内で待機できるというのは本当に有難い点。大会の歴史もあるので一連のオペレーションがスムーズでスタートまで全くストレスがありませんでした。

コースは広く、アップダウンも少なく(数値以上に感じた坂もあるが)、とても走りやすかったです。コンディション次第ではPB狙えるコースでしたね! それに悪天候にもかかわらず沿道の応援も意外と多くて吃驚! 本当に有難うございました! 

ゴール後はスポドリと温かい豚汁が振舞われ、参加賞として惚レタスを頂きました。他の参加賞は、前述のTシャツとマックフライポテトS券(坂東周辺店舗で利用可)でした。

全体的にとても満足度が高く、来年もまた参加したいと思う大会でした! 大会を開催して頂き、全ての関係者の方々に心から感謝!!! 有難うございました!!!

今後の目標

今シーズン中にハーフ(1:31:33)とフル(3:23:56)のPBを更新したいと思っていますが、今後のエントリー済大会は「みたけ山登山競争」(12/14開催)のみ。ちなみに11月下旬に新型コロナにかかり、まだ咳が残っているため出走するか否かはギリギリまで考え中。11月下旬から全く走れていないので出走したとしても時間内に完走できるかは微妙かも!?

フルに関してはクリック合戦に敗れたり、抽選に外れまくったりで目標を見失い中(苦笑)今シーズンに近郊で開催される主要なフルマラソンのエントリーはほぼ終了しているので、The challenge raceのような陸連公認で間際までエントリーできるような大会を検討中。その大会に合わせ、ハーフの予定を組もうかと思っています。

MEMO