宿泊していた旅館の仲居さんがお勧めしていたので、熊野那智大社の参拝後、ここ「阿弥陀寺」へとやってきました。それにしても那智大社から先はガラッと人が少なくなりますね。
多くの女性が参詣したことから女人高野とも呼ばれたお寺なのだとか。また、死者の霊魂が詣でるお寺とも言われ、阿弥陀寺の鐘は人影もないのに時折かすかな音をたてるそうです。その他、本堂や応照上人の火定三昧(かしょうざんまい:生きながらに身を焼き浄土へ往生すること)跡や浄土堂等、多くの見どころがありました。
参拝時、私は何となく写真撮影をしたらいけない気がしたので、境内の写真はありませんが、静寂さに包まれた信仰の地という雰囲気がヒシヒシと伝わってくる場所でした。今回は日没ギリギリでのお参りだったため奥の院は断念しましたが、次に訪れる際はゆっくりと奥の院へもお参りしたいと思っています。
MEMO
- 撮影:2009.11.26
- 妙法山・阿弥陀寺
- Wikipedia:阿弥陀寺
- 西国三十三所・巡礼の旅
- 無料駐車場あり