白根神社が鎮座する吾妻郡の「吾妻」という地名は、日本武尊が東征の折、海神の怒りを鎮めるため海に身を投じた妻・弟橘姫(オトタチバナヒメ)を偲び、「あずまはや(嗚呼わが妻よ)」と3回も嘆き叫んだことに由来するのだとか。
白根神社の社殿。ご祭神は草津温泉を開湯したといわれる「日本武尊」。草津温泉の開湯伝説は諸説あるようで、ここ白根神社のご祭神である日本武尊によるものという説や、源頼朝、あるいは、薬師堂を建立した行基の説もあるようです。
雪積もるなかの参拝でしたが、神社の雪景色は風情がありますね。しかも、この雪のためかお参りする人はなく、境内は静寂そのもの。心穏やかに参拝ができました。