駐車場から直接灯台へは向かわず、房総半島最南端の碑を目指して遊歩道を歩いてみました。
すぐ脇にはトビウオのモニュメント。ちなみに「かっとびくん」という名だそうです(笑) 三峯神社の鳥居もあって、岩に祠がありました。
この日は風が強く、海も荒れ気味。海岸に打ち寄せる荒々しい波が迫力ありました。
「頼朝の隠れ岩」といわれる伝説の岩屋。源頼朝公がこの地で武運再興を願掛けている時、突然の時雨に岩屋に身を寄せ雨を凌いだことが由来らしいです。中には大蛸の海神が祀られており、その周囲に配された鮑やサザエの貝殻に願を掛けたお賽銭が入れば、運が開けるのだそうです。ということで、やってみたら見事に入ったので、運が開けるのだろうか(笑)
「房総半島最南端の地」と記された碑。すぐ横には、「房総半島最南端の碑」もあります。
海側の岩の上には「ラバーズベンチ」と呼ばれるベンチもあって、太平洋を一望できます。GWということもあり、ベンチの所は人が多かったので、少し下からの景色。
その岩の上から灯台側を撮影。この辺りの地形は特徴的だと素人ながら思っていたのですが、野島崎は元々は島で、元禄地震による隆起によって、陸続きになったのだそうです。この地震での千葉県内の被害は、死者6,534人(うち2000人が津波による犠牲)、9,610棟が全壊したのだとか。(千葉県:防災誌より) やはり地震は恐ろしいですね。
この後は、夕日のダイヤモンド富士を求めて「岩井海岸」へ。