房総半島の最南端「野島崎(南房総市)」へ

房総半島の最南端「野島崎(南房総市)」へ行ってきました。「野島崎」は南房総国定公園に指定されており、「野島崎灯台」が立っています。これは「日本の灯台50選」の1つで、国内では2番目に古い灯台なんだそうです。周囲には遊歩道が整備され、眼前には雄大な太平洋が広がっていました。

駐車場から直接灯台へは向かわず、房総半島最南端の碑を目指して遊歩道を歩いてみました。
房総半島最南端・野島崎(南房総市)
すぐ脇にはトビウオのモニュメント。ちなみに「かっとびくん」という名だそうです(笑) 三峯神社の鳥居もあって、岩に祠がありました。
房総半島最南端・野島崎(南房総市)の「かっとびくん」
この日は風が強く、海も荒れ気味。海岸に打ち寄せる荒々しい波が迫力ありました。
房総半島最南端・野島崎(南房総市)
「頼朝の隠れ岩」といわれる伝説の岩屋。源頼朝公がこの地で武運再興を願掛けている時、突然の時雨に岩屋に身を寄せ雨を凌いだことが由来らしいです。中には大蛸の海神が祀られており、その周囲に配された鮑やサザエの貝殻に願を掛けたお賽銭が入れば、運が開けるのだそうです。ということで、やってみたら見事に入ったので、運が開けるのだろうか(笑)
房総半島最南端・野島崎(南房総市)の「頼朝の隠れ岩」
「房総半島最南端の地」と記された碑。すぐ横には、「房総半島最南端の碑」もあります。
房総半島最南端・野島崎灯台(南房総市)
海側の岩の上には「ラバーズベンチ」と呼ばれるベンチもあって、太平洋を一望できます。GWということもあり、ベンチの所は人が多かったので、少し下からの景色。
房総半島最南端・野島崎(南房総市)
その岩の上から灯台側を撮影。この辺りの地形は特徴的だと素人ながら思っていたのですが、野島崎は元々は島で、元禄地震による隆起によって、陸続きになったのだそうです。この地震での千葉県内の被害は、死者6,534人(うち2000人が津波による犠牲)、9,610棟が全壊したのだとか。(千葉県:防災誌より) やはり地震は恐ろしいですね。
房総半島最南端・野島崎灯台(南房総市)
遊歩道は1周約20分位ですが、潮風と見渡す限りの水平線が気持ちよくて、暫く佇んでいきました。
房総半島最南端・野島崎(南房総市)
ボーッとしてたら灯台と、その横にある厳島神社へのお参りを忘れてしまいました^^; なので、それらはまた次回に。南国の雰囲気が漂う南房総は、やっぱり開放的で気持ちの良いところですね。

この後は、夕日のダイヤモンド富士を求めて「岩井海岸」へ。

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