富士山中腹を歩く~その2(富士スバルライン5合目~お中道~御庭)

富士山中腹を歩く~その1」からの続きです。今回は、富士スバルライン五合目からお中道を歩いて御庭までの行程です。このルートは、ダイナミックな眺望と、天地の境といわれれる森林限界ならではの植生の変化を満喫できる遊歩道でした。

富士スバルライン五合目からお中道に入ると、あの喧騒が嘘のよう。五合目といっても標高は約2300mですから眺めは爽快! 下を見ると木々の緑が青々としていました。
富士山・お中道からの景色
一方、上を見ると山肌が露わで荒涼とした景色。五合目付近は天地の境といわれる森林限界にあたり、上と下の景色がはっきり異なるのが興味深い点。
富士山・お中道からの景色
さらには、風雪によって地を這うような特徴的な木も多く見られます。矮小化した木々は、まるで盆栽のようでした。
森林限界付近の矮小化した木々~富士山・お中道
かと思えば、ほぼ同じ標高でも高い木々やシャクナゲの群生が見られたり、変化があって面白い。
富士山・お中道
ベニバナイチヤクソウ~富士山・お中道
植生の変化や爽快な景色を楽しみつつ、ほぼ平坦なお中道を歩いて御庭へ。
富士山・御庭付近からの景色
自然の優しさと厳しさ、様々な表情を見せてくれるところでした。さて、この後は大沢崩れへ。つづく

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