駐車場から少し歩いていくと、淡い紅色の花を咲かせた元朝桜が迎えてくれました。「元朝桜」は、旧暦の元旦に咲くことから、その名で呼ばれているのだとか。
既に見頃は過ぎていたので、全体的な華やかさには若干欠けましたが、お天気も良かったので空の青さと花のコントラスが綺麗でした。
さらに目をひいたのは菜の花畑。咲き誇る菜の花越しには太平洋が見渡せ、海の水が澄んでいたのが遠目からでも分かりました。
折角なので見晴台へも寄っていくことに。道路から少し階段を上っていくと溜池が現れました。「抱湖園」は、花作りの先駆者「間宮七郎平」氏が自ら開墾し、農業用の溜地を抱くように石を積んで作ったことがその名の由来だそうです。
池から先はちょっとしたハイキングって感じです。途中、泥濘もあって、滑り易い箇所がありました。梅の花も咲いていたのでパチリと。
そして、見晴台からは眺望抜群! 水平線まで見渡せて爽快でした。最初は、この見晴台まで行くかどうか迷ったものの、来て大正解でした。
そのまま尾根道を辿っていくと、南へと連なる房総半島の海岸線まで見え、なんとも開放的な眺め。
グルッと周回して、下まで戻ってきました。それにしても、この辺りはメジロが多いようで、木の上をせわしなく動く様子が見ていて和みました。野鳥も撮りだしたらハマるんだろうな~。
花も眺望もすっかり満喫。あえて欲を言えば見頃時期に訪れてみたかった。とはいえ、まだまだ寒い日が続くなか、春を先取りできて良かったです。
MEMO
- 撮影:2017.02.11
- 千葉県公式観光物産サイト:抱湖園
- 南房総市:間宮七郎平
- 見頃(目安):1月下旬~2月上旬