先に訪れていた「富岳風穴」から「鳴沢氷穴」までは、樹海のなかを歩いて徒歩約15~20分。樹海と言うと、なにかと暗いイメージで語られることが多いですが、遊歩道もあって森林浴が楽しめる場でもあります。身を切るような冷たい空気でしたが、とても澄んでいて清々しい。
道が凍結しており慎重に歩いたため、実際は鳴沢氷穴まで約25分かかりました。この日、氷穴内の温度は0℃。平均気温は富岳風穴と同じく3℃だそうです。氷穴は地下21mまで降りていく洞窟で、風穴と比較すると狭く、屈んで歩かなければならないところが多いです。冬季は階段が凍結している所もあって注意が必要でした。
下の写真は溶岩トンネルと言われ、巨木の跡なのだそうです。このトンネルを屈んで進んでいきます。
先へ進むと祠もありました。ご祭神は不明。氷穴内には地獄穴が存在し、伝説によると江の島の洞窟までつながっているのだとか!?
その先では氷柱がライトアップされ、幻想的でした。年によっては、氷柱が直径50㎝、高さ3mにもなることがあるのだそうです。
洞窟から出てくると、日射しが神々しく感じますね。
総延長約150mの鳴沢氷穴でしたが、混雑していなければ10分程度で見てこれるのでは。また、私は風穴から樹海遊歩道を歩いてきましたが、もちろん車での移動も可能です。洞窟内は、アップダウンや狭い箇所もありますが、なかなか良いところでしたよ。
MEMO
- 撮影:2011.01.02
- 鳴沢氷穴(入洞料:有料)
- 無料駐車場あり