病院受診前の症状
以前からロング走や負荷の高い練習後に肛門の鬱血感が出たり、用を足した後、紙に血がつくことがたまにありましたが、2026年の新年早々、急に出血が酷くなりました。排便時に血が噴き出して便器が真っ赤に染まるほどで、それが数日続きました。
とりあえず市販薬(舌下錠)で症状がなくなったことから様子見。しかし、薬を止めるとまた出血するようになり、市販の舌下錠のみならず注入軟膏で対処していました。
エントリーしていたマラソン大会(かつしかふれあいRUNフェスタ、チャレンジレース、かすみがうらマラソン)もあり、大会直前まで大出血したり、当日は出血に怯えながら参加していたというのが正直なところでした。
市販薬も長期の使用はしたくない為、「使用→断薬→使用」のサイクルを繰り返したものの、次第に出血量が多くなる状態に。そして、かすみがうらマラソンの5日前から排便時の大量出血が再び始まり、なかなか止まらないことに加え、貧血のような血の気が引くような感覚に陥り、さすがにヤバいと思いました。
とりあえず大会2日前に出血が止まったので参加しましたが(←褒められた行為ではないのは承知で)、痔以外の問題かもしれないので大会終了後に病院を受診しました。
全般的な症状としては、普段は痛みはなく、痛みが出るのはたまに鬱血感(脱肛か?)が強くなった際のみ。時折、排便時の出血が酷くなるという状態。
私の場合、新型コロナ罹患後(11月末/1月初旬)から過去に傷めた場所(腰痛・肩痛・股関節痛・痔など)が一斉に痛くなったり、悪化してしまったんですよね。さらに肩は五十肩になったらしく、痛みの峠は越えましたが未だ(6/23現在)に動作制限が残っています。
話が横道にそれてしまいましたが、続いては病院受診の結果を。
病院受診の結果
まず、病院選びで重視したのが外科手術に対応可能かという点。一応、ジオン注射(ALTA療法)も注射とはいえ手術に分類されますが、注射で済まない場合に他の外科的治療も可能かというところは重要なポイント。さらに痔ではなく他の疾患(癌も含め)の専門性も考慮し、受診先を決めました。こういう時に医療機器業界のネットワークがあって良かったと思いましたね。
診察の結果から言うと、内痔核(分類:Ⅱ)、外科手術をするほど大きくはなく、日帰り手術のジオン注(ALTA療法)で治療ということになりました。ALTA療法というのは簡単に言えば、「硫酸アルミニウムカリウム水和物・タンニン酸(ALTA)」を痔核に注射し、固めて小さくするという治療法です。(詳細はMEMO欄をどうぞ)
診て頂いた先生は、物腰も柔らかく淡々と分かりやすく説明してくれる上に、あれこれ聞いても嫌な顔ひとつせず親身に答えて下さいました。それでランニング習慣があることや7月下旬に富士登山競争があることを伝えると、その予定から逆算して治療スケジュールを組んでくれました。
なので本来から言えば、大腸内視鏡検査が先なんですが、ジオン注を先に済ませ、落ち着いた段階で大腸内視鏡検査という順序になりました。その代わり、もし大腸内視鏡検査で別の問題があった場合は、富士登山競争を諦めて下さいとのことでした。
ということで術前検査&説明を受け、手術日を待つことに。
手術前日
消化の良い食事を20時までに済ませ(アルコール禁止)、21時に下剤を服用するよう指示がありました。
いざ手術(ジオン注(ALTA療法))へ
手術当日の食事は、私の場合、午後手術だったので7時までなら軽い朝食が可能ということでしたが、私は結局朝も昼も取りませんでした。水分については手術1時間前までなら可。
そして、来院2時間前に坐薬を2個挿入し、排便を済ませて病院へ。一応、病院に来る際は汚れても良い、身体にフィットした下着で来るよう説明がありました。
病院に着くと術衣に着替えさせられますが、これが尻の部分が開いてるズボン・・当然といえば当然ですが・・・そして、静脈ラインを取った後、うつ伏せに寝かされ、腰を浮かせるよう下に枕を入れられ、足は開脚・・さらにテープでお尻を広げられるという何とも屈辱的な姿勢・・血圧計とパルスオキシメーターを付け、開始の時を待ちます。
やがて先生が現れ、静脈ラインから鎮静剤を落とし始めて間もなく意識を失っていました。
「終わりましたよ~」と看護師さんの声が聞こえ、ハッとして目が覚めた後、ベッドごとリカバリー室に移され30分位?横になっていました。
ふらつきがないか確認後、着替えて手術の説明を受けましたが、私の場合はジオン注(ALTA療法)のみで他の外科的手術はありませんでした。手術とリカバリー含め約1時間位だったのでは。(その後の診察時間は除く)
ちなみに費用は術前検査などで約5000円、手術が約20,000円でした。その他、処方薬代別途。
術後当日の注意事項
術後の注意事項は以下の通りでした。
- 術後より水分摂取は可
- 食事は脂もの・刺激物・アルコールは2週間控え、消化の良いものを
- シャワーは可(ALTA療法のみの場合)
- 肛門部は石鹸を使用しないこと、
- ウォシュレット使用の場合は弱で当てる
- お尻を拭く際はこすらず、押すように
- 安静を心掛け、手術翌日も仕事を休むこと(翌日診察有り)
- 2週間は出張や旅行も控え、飛行機や新幹線での移動を避ける
- 便を柔らかくする薬(私の場合は漢方薬処方)2回/1日
- 注入軟膏2回/1日
- 痛みが強い場合は鎮痛剤を服用すること(処方)
- 激しい運動は2週間は禁止
- 特に強く言われたのは、便意は我慢しないこと、いきまないこと、5分以上粘らないこと
※痛みが我慢できない場合や出血が酷い場合はすぐに連絡すること
以上でした。
術後当日~翌日
手術直後は坐薬の鎮痛剤を入れたため、痛みは感じませんでしたが、とにかく違和感(肛門の異物感)が強かったです。そして、時間が経つにつれ、ジンジンとした鈍い痛みが出てくるように。
我慢できないほどではなかったので鎮痛剤は服用しませんでしたが、夜中も痛みで何度か目が覚める状態でした。どういう時に痛みを感じたかというと、例えばガスが出そうなときなど肛門に圧がかかった際に強い痛みがありました。その他、座っている際も鈍い痛み、さらに異物感は絶えずあるという感じでした。それに少し頭がボーッとしてたような・・
翌日も受診をし、患部に問題はなく、1週間後に再診となりました。
(その2に続く)