四尾連湖県立自然公園に指定され、標高850m、周囲約1.2㎞の湖。富士山に興味を持つまでは、その存在すら知らなかったのですが、こんな場所があったとは!? この澄み切った水に感動!
泳いでいる魚まで見通せるほど、青く透き通った湖は神秘的! まさに秘境といった雰囲気です。
湖畔1周にはおそらく20分位ですが、あまりに綺麗なのでゆっくり散策。湖畔に咲いていたキショウブ。
こちらは「尾崎龍王」の碑。四尾連湖の神として、四つの尾を連ねた龍神(尾崎龍王)が住むということから、この名で呼ばれるようになったのだとか。「志比礼湖」、「神秘麗湖」とも書かれていたそうです。
この湖は、富士講の内八海巡りの霊場の1つ。内八海は、泉瑞(現在、水は出ず。昔は須戸湖(浮島沼))、山中湖、明日見湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖、四尾連湖 の八つを指し、行者は富士山登拝前に内八海か元八海(忍野八海)の巡礼をしたのだそうです。(その他、外八海があります)
湖畔には、二つの山荘(水明荘、龍雲荘)と、キャンプ場やバンガローもあるので、次回はゆっくり過ごしたいですね。手付かずの大自然のなか、カヌーや釣りを楽しむ人もいて、ほのぼのムード。
八海巡りの霊場ということで、一度は訪れたいと思っていましたが、これほどの場所は一度だけでは勿体ない(笑) 次回は、山梨百名山・蛾ヶ岳も歩かねば!
(追記:2015年11月01日に蛾ヶ岳を歩いてきました。「紅葉と大展望の山梨百名山・蛾ヶ岳へ」)
MEMO
- 撮影:2015.05.31
- 有料駐車場あり
- 富士講-八海巡り