鳥居から真っ直ぐ社殿へと延びる参道。
参道を進むと、茅葺屋根の独特な社殿が見えてきます。
この社殿は、拝殿・本殿ともに茨城県指定の重要文化財。
拝殿内にはご神像の平将門木像(茨城県指定重要文化財)の写真や、勇壮な将門公の絵が飾られています。将門公の三女・如蔵尼は父の三十三回忌にあたり、怪木から父の霊像を刻み、最期の地(諸説あり)に祠を建てて国王大明神の神号を奉ったのだそうです。
こちらは境内社の妙見社。平将門は妙見菩薩を信仰していたといわれていますが、こちらの妙見社の由緒については分かりません。その他、将門公の末裔と伝えられる平守明を祀る「守大明神」や浅間大神が祀られています。
さらに、境内には桓武平氏の供養塔もあります。まわりを掃除した後、花をお供えして合掌。
この神社はこじんまりとしていて、良い雰囲気なんですよね。休日でも参拝客は決して多いわけではありませんが、地域に根差して大切にされている雰囲気が伝わってくる神社です。久しぶりに参拝でき、なんだかスッキリしました。
さて、この後は常陸国出雲大社へ。続き→「常陸国出雲大社(茨城県笠間市)へ」
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※3枚目写真を後日(12月)参拝時のものに差し替え