まずは、「御胎内神社」へ。ご祭神は、木花開耶姫命、猿田彦命で、安産の守り神として知られているそうです。
神社の横には「印野の溶岩隧道(御胎内)」入口があります。富士山の赤塚(地図)噴火で流れ出た「印野丸尾溶岩流」によって作られた全長68mの溶岩洞窟。人体の内部に似ていることから「御胎内」と呼ばれるようになったのだとか。
入口から小腸部→大腸部→五臓部→臍帯部→産口→出口という順で、洞内には独特の形状をした溶岩や石祠(前殿、本殿、奥殿)があり、探検気分も味わえて楽しめましたよ。それに、古墳時代にできた溶岩洞窟かと思うと、感慨深いものがありましたね。
ちなみに、洞内は暗く、段差の大きな場所や、這って進まなければならないほど狭い箇所もあります。岩から染み出た水で濡れている場所もあり、入洞するなら汚れてもよい服装が無難。(実際、ジーンズが汚れました)ライトは持参しましたが貸出もしてくれるそうです。
前殿、本殿を越え、奥殿へ。
更に進むと「母の肋骨」。
胎内を巡り、生まれ変わりの瞬間!? 前半は比較的広いものの、後半は狭くて大変でした^^; その分、外に出られてホッと一息。グルっとまわって10分位でした。
富士講の講碑。
参拝後は、豊な緑が印象的な広い園内を散策。他にも溶岩洞窟や溶岩樹型などがあることに加え、御殿場市が指定する「野鳥の森」でもあり、約70種類の野鳥が生息するのだとか。
小雨がパラつく天候ではありましたが、ゆっくり参拝・散策が出来て良かったです。
MEMO
- 参拝日:2015年8月29日
- 御胎内清宏園
- 無料駐車場有り