2015.09 北口本宮冨士浅間神社(山梨)へ

冨士御室浅間神社に参拝後、久しぶりに北口本宮冨士浅間神社(山梨)へ。北口本宮冨士浅間神社の歴史は大変古く、創建は約1900年前の景行天皇40年(110)まで遡る。古代から現在に至るまで、富士山とのかかわりは強く、吉田口登山道の起点でもある神社です。世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の1つ。

今回は、浅間茶屋側から入りましたが、この参道はやっぱり良いですね!先には、国道138号沿いの第二鳥居。ちなみに第一鳥居は富士山駅近くの金鳥居です。
北口本宮冨士浅間神社(山梨)の参道
木造の鳥居としては日本最大といわれる大鳥居。その先には市指定文化財の随身門。
北口本宮冨士浅間神社(山梨)の大鳥居
ここはひっきりなしに参拝客が訪れていますよね。
北口本宮冨士浅間神社(山梨)の拝殿
ご神木の太郎杉の根元は、まるで富士山の裾野のようにドッシリ。何度見ても不思議。
北口本宮冨士浅間神社(山梨)のご神木・太郎杉
北口本宮冨士浅間神社の創建は、景行天皇40年(西暦110年)、日本武尊が東征の折、「大塚丘」から富士山を遥拝し、「この地より拝すべし」と仰せになったことから、大鳥居を建て、浅間大神と日本武尊をお祀りしたと伝えられています。その後、延暦7年(788)、大塚丘の北方である現在の地に社殿を建立し、浅間大神をお遷ししたのだそうです。

幣拝殿は富士講・村上光清師により建立(その他、神楽殿、随身門、手水舎も建立)され、県指定文化財。ご祭神は木花開耶姫命、天孫彦火瓊瓊杵尊、大山祇神。

本殿、東宮(1223年創建、1561年武田信玄公により造営された最古の社殿)、西宮は国の重要文化財に指定されています。まさに文化財の宝庫のような神社ですね。
北口本宮冨士浅間神社(山梨)の拝殿
富士山吉田口登山道の起点である登山門。右下の石碑には、「冨士北口登山本道」と記されいます。先に見えるのは祖霊社、今回は寄りませんでしたが、さらに先へと進めば大塚丘があります。
北口本宮冨士浅間神社(山梨)の吉田口登山門
手前のご神木は「夫婦桧」(市指定天然記念物)、奥が「太郎杉」(県指定天然記念物)で、ともに推定樹齢は1000年以上。 
北口本宮冨士浅間神社(山梨)
こちらは、地主神と伝わる諏訪神社。創建は未詳で、市指定文化財。北口本宮冨士浅間神社の辺り一帯の森は、「諏訪の森」と呼ばれています。
北口本宮冨士浅間神社(山梨)境内の諏訪神社
ご神気溢れる荘厳な境内は、何度来ても良いものですね。ずっと静かに佇んでいたくなる、そう感じさせる神社です。

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