熊野古道(熊野参詣道)・「大門坂」を歩いてきました。大門坂は中辺路の一部で、熊野那智大社への参道。樹齢数百年の杉の巨木が立ち並ぶ石畳の道は、まるで古の世界にタイムスリップしたような静寂で情緒溢れる参詣道でした。
「熊野那智大社」前まで直接車で行くことが可能ですが、少しばかり古道の雰囲気を楽しむべく「
大門坂」を歩くことに。大門坂駐車場から熊野那智大社までは徒歩約30~40分です。(大門坂から那智大社拝殿前までの距離は約1.6㎞)
少し歩くと「大門坂茶屋」があります。ここでは平安衣装の貸出(有料)をしています。先に見える巨木が「夫婦杉」で樹齢は約800年といわれています。
大門坂茶屋から先は、石畳の道と樹齢数百年の杉の巨木が立ち並び、実に趣のある参詣道でした。
途中、
熊野九十九王子の最後の一社である「
多富気王子」跡があります。
まるで古の世界にタイムスリップような雰囲気が感じられ、木漏れ日射す静寂な道は、神々しくもあり、清々しくもあり、非日常的な空間でした。
この後は「
熊野那智大社」を参拝してきました。つづく
MEMO