「熊野那智大社」の拝殿脇を進むと、すぐに「青岸渡寺」へ到着。青岸渡寺は、仁徳天皇の御代に裸形上人によって開基とされたと伝わっています。裸形上人は那智大滝で修業を積み、瀧壷で八寸の観音菩薩を感得。そして、草庵を結んで安置したのが始まりと伝えられています。その後、生佛上人が一丈(3m)の如意輪観世音を彫り、裸形上人が感得した観音菩薩を胸佛として納め、勅願所として本堂が建立されたのだとか。
ここ青岸渡寺は、西国三十三番札所の第一番札所であり、また、ぼけ封じにご利益のある「東海白寿三十三観音霊場」の特別札所でもあるそうです。
ご本尊は秘仏とされ、御開帳は基本的に年3回。タブノキの大木は、県の天然記念物に指定されており、その樹齢は約700年だとか。
そして、先には存在感抜群の那智大滝が! 写真やTVなどでは何度も目にすることがありましたが、これは実際に見た方が凄い!あまりの絶景に感動!
さらに先へと進んで、三重塔と那智大滝。
この後は、いよいよご神体である那智大滝(飛瀧神社)へ。つづく
MEMO
- 撮影:2009.11.26
- 那智勝浦町観光協会:青岸渡寺
- Wikipedia:青岸渡寺
- 西国三十三所巡礼の旅、東海白寿三十三観音霊場
- 無料駐車場有り / 有料駐車場(本堂近く)有り