当初は前日登るつもりでしたが、条件が悪そうだったので、この日にスライド。準備を済ませ、富士宮口5合目をスタート。上は雲に覆われていました。
スタートから暫くはガスの中。もうこの時期になると、ガスの中は寒いですね。しかし、元7合目付近からは爽やかな青空が広がりました。
迫りくる雲の動きが凄い。この日は、時折、強めの突風が吹き付けてきました。
9.5を越え、最後の一登り。空の青さが堪らないですね。とはいいながらも、登る前から足が筋肉痛でバキバキだったので、余裕なかったですけどね^^;
左上に見える登山者は、殆ど前に進んでおらず、頭痛と息苦しさで、足が出ないらしい。常連さんから聞いた呼吸法など、少し立ち話した後、山頂へ。
まずは、奥宮で登頂33回のご報告と感謝。その後、友人が来るのを待ちつつ、山頂直下で会った登山者の様子を見ていました。
しかし、友人らしき人影が見えないことから、山頂トイレ裏にまわって、さらに下まで見渡してみることに。それらしき人影が見えず、携帯に連絡も入っていないことから、とりあえず先に剣ヶ峰へ。
剣ヶ峰で登頂33回目の記念撮影。(風が吹いてて、旗を抑えるのに必死^^;) 撮って頂いた方、ありがとうございました!
剣ヶ峰から見る噴火口(大内院)。撮影を終えた後、すぐに奥宮へ向かいます。
すると、馬ノ背下のブル道分岐で友人(登頂14回目)と合流。聞くと前の人に付いて行き、9.5から間違えてブル道を登ってきたとのこと・・・道理で下見ても居ないわけだ。人のこととやかく言えるレベルじゃないが、これって事故にもつながりかねないよな・・ なにはともあれ、無事で良かったんですけど。
ちょうどコノシロ池の場所では、9.5で会った登山者と再会。登りたいという意志がヒシヒシと伝わってくる人だったので、登頂した姿を見て、こちらも嬉しくなりました。
その後、奥宮か火口縁辺りで少しゆっくりしようかと思ったんですが、風があって寒いことから下山することに。
それにしても、剣ヶ峰の崩落は痛々しい。噴火が先か、崩落が先か、どちらにせよ、いずれ歩けなくなってしまうのでしょうか。ふと見れば、先ほどの登山者があと少しで剣ヶ峰へ。辛い筈なのにガッツあるな~。我々はブル道を歩いて5合目へと下山しました。
三十三は聖数としても知られ、富士講でも三十三度は大先達の目安とされたと聞きます。私は宗教組織とは無縁ですが、富士山に登り始めてからというもの、この数字に拘っていたんですよね。もちろん、昔と現在では、同じ三十三回でも全く価値は異なりますが、1つの目標回数に無事到達できたことは素直に嬉しいです。
さて、次の目標は66回か!?(笑) なんて、目標回数はさておき、まだ見ぬ富士山の表情を求めて、これからも足を運ぶつもりです。
MEMO
- 登山日:2015.10.04
- 通算37回目(登頂33回目)
- 「富士登山における安全確保のためのガイドライン」
CT
- 5合目(09:33)~6合目(09:48)~新7(10:23)~元7(10:52)~8合目(11:18)~9合目(11:41)~9.5合目(12:01)~富士宮口山頂(12:24-39)~剣ヶ峰(12:49-52)~富士宮口山頂(13:00)
- 富士宮口山頂(13:18)~5合目(14:59)