富士見の山を周回縦走(平尾山~石割山~高指山~明神山(鉄砲木ノ頭))‐2

富士見の山を周回縦走‐1」の続きです。今回は日向峰付近から先へと進み、道志山塊から丹沢山地甲相国境尾根へ。登山日和のなか、秋らしい彩り豊かな尾根歩きに加え、富士岬平や高指山など展望の良い場所もあって、とても楽しめました。

まず、日向峰の先(東側)に、危険性を感じた痩せ尾根あり。北側が崩壊し、しかも尾根上も一部崩落していたことから跨いで渡りました。なんとか木の根で食い止っていましたが、これ以上尾根上の崩落が進むと、渡れなくなるかもしれません。

その先へ進み、南東側の展望が開けた場所からは、これから歩く尾根が見えていました。左端の鉄塔先に大棚ノ頭(1,268m)、右の頂上付近が開けているのが、富士岬平(約1,170m)、高指山(1,174m)、最終目的地の明神山(1,291m、鉄砲木ノ頭)は見えていませんが、もう少し右にあります。
甲相国境尾根(大棚ノ頭~明神山)
まだまだ遠いな~なんて思いつつ、尾根道を先へと進みます。
日向峰~石割山分岐間の尾根道
所々、こうした鮮やかな紅葉もあり、目を楽しませてくれました。
日向峰~石割山分岐間の紅葉
やがて、分岐に到着。ちなみに、分岐手前(西側)にも北側が崩壊した場所がありました。ここまで来たら御正体山へも足を延ばしたいところですが、今回の目的は明神山ダイヤ富士。またいつか歩くことにしよう。

さて、山伏峠(約1,100m)へ向かって下りていきます。ここから先は、道が落ち葉に覆われ不明瞭な場所がありましたが、木にテープや印もあるので注意していれば問題なし。途中、トラロープが設置された急な斜面も滑り易くて注意が必要でした。
石割山分岐
今回の失敗は、確認不足で国道(山伏峠)まで一度下りてしまったこと。(私有地の廃ホテル側)これで約20分ほどロスしてしまいました。反省・・・

大棚ノ頭は巻き、甲相国境尾根に合流。その先(南側)の鎖場では階段の設置工事が行われていました。もう少しで完成とのことでしたが、滑り易い場所での作業、本当にありがとうございます。
そして、富士岬平に到着すると、眼下に山中湖、富士山の展望。残念ながら雲がかかっていましたが良い眺め。
富士岬平からの景色
歩いてきた稜線も一望でき、ここで少し休憩していくことに。
富士岬平からの景色
高指山からの景色も綺麗でしたよ。更に雲が湧き、富士山が覆われてしまいましたが^^; ここまで歩いてきて、明神山からのダイヤ富士が見れなかったら・・・なんて不安が過る(苦笑)
高指山からの景色
切通峠まで来れば、残すは明神山(鉄砲木ノ頭)のみ。
切通峠
明神山手前は広い尾根。木漏れ日が射し、歩いていて本当に気持ちが良かった。
明神山下の尾根道
あと少しで明神山(1,291m、鉄砲木ノ頭)に到着。果たしてダイヤモンド富士は見られるのでしょうか・・ つづく。「富士見の山を周回縦走‐3

MEMO

CT

  • 山中湖交流プラザ・「きらら」(08:50)~平尾山(10:02)~石割山(10:34)~(小休止11:11-15)~石割山分岐(11:38)~山伏峠(12:12)~富士岬平(13:11‐20)~高指山(13:31)~切通峠(13:52)~明神山(14:39‐16:31)~山中湖交流プラザきらら(17:04)