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鎌倉アルプス・天園ハイキングコース(2)」の続きです。今回は大亀石から先へと進みます。ハイキングコースから下り、「瑞泉寺」や「鎌倉宮」など、古都・鎌倉の名所や街並みを楽しみながら最後は由比ガ浜へと歩きました。
まずは瑞泉寺へ。瑞泉寺は、
臨済宗円覚寺派の寺院で、庭園や花の寺としても有名。1327年に建立され、ご本尊は
釈迦如来。境内は国の史跡に指定されています。
夢想国師により造られたといわれる庭園は国の名勝。鎌倉に残る鎌倉時代唯一の庭園なのだそうです。
自然の地形を活かし、岩盤をほって造られた天女洞と座禅窟。庭園内へは入れませんが、きっと岩窟から眺める景色も趣が異なるのでしょうね。
本堂前には白芙蓉が咲いていました。その他、シュウメイギクや水戸光圀公の御手植えと伝わる冬桜などが咲いていましたよ。午前中ということもあってか、意外と空いていていました。
その後、鎌倉宮へ。鎌倉宮のご祭神は
護良親王（もりながしんのう）。この神社の獅子頭や雰囲気は好きなんですが、音の縁日が開催されていたため、鳥居前からご挨拶。
鎌倉宮先の
雪ノ茶屋でランチを済ませ、時計を見るとまだお昼過ぎ。ということで、由比ガ浜へと足を延ばしてみることにしました。ちなみに若宮大路の段葛は改修工事中（～2016年3月）。
途中、鎌倉市農協即売所にも立ち寄りましたが、時間も時間なので目ぼしいものは見当たらず。こちらは鶴岡八幡宮・一の鳥居。歩道沿いには鎌倉市指定有形文化財の石造宝筐院塔（
畠山六郎重保の墓塔）があります。
海に近づけば近づくほど、開放的な景観へと変わりゆく街並み。そんな変化を楽しみつつ、多くの人で賑わう由比ガ浜に到着。秋とは思えないほどの強い日差しで長居はできませんでしたが、やっぱり海も良いものですね。
鎌倉の山と海、そして、名所等を満喫した贅沢な一日でした。
MEMO
- 撮影：2015.10.12
- コース：北鎌倉駅～建長寺～半僧坊～勝上けん展望台～十王岩～大平山～天園（六国峠）～瑞泉寺～鎌倉宮～鎌倉市農協連即売所～由比ガ浜～鎌倉駅、距離約13.5㎞（拝観含む）
- ハイキングコース上のトイレ：建長寺境内（唐門前）、天園、瑞泉寺、鎌倉宮、由比ガ浜
